眼がツライ
眼精疲労のメカニズム
「目が疲れた」=「眼精疲労」だと思っていませんか?
正確には、眼精疲労というのは、目を使い続けたことによる目の痛みやかすみ、まぶしさ、充血といった目の症状だけでなく、頭痛や肩こり、吐き気といった全身の症状を伴うもので、少し休んだだけでは回復しないような症状のことをいいます。
目の疲れには、目の周りの筋肉が関係
写真を撮るとき、なかなか好みの場所にピントが合わなくて困った経験はありませんか?
一方、私たちの目は、瞬時に思い通りの場所にピントが合いますよね。
これは、目の周りの筋肉が収縮したりゆるんだりして、自動で目のピントを合わせてくれているのです。
ですが、たとえばずっと近くを見ているときは、この筋肉が緊張しっぱなしになり、疲れてしまいます。
この筋肉の疲れが、目の痛みやかすみをまねくのです。
目を使い過ぎると、目だけでなく全身に症状が出てしまう原因
実は、全身症状の原因はよくわかっていません。
ただ、目を使い続けるときは、ずっと同じ姿勢を取っていたり、ずっと緊張していたりすることが多いため、首や肩の筋肉も緊張して血行が悪くなったり、ストレスを感じたりすることが原因ではないかと考えられています。
パソコンやスマホをじっと見続けると、目の周りの筋肉も、首や肩の筋肉も疲れてしまい、不調につながります。
ときどき休憩をして遠くを見たり、首や肩の筋肉をほぐしたりしましょう。
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