生理痛、肩こり、頭痛などの症状に悩んでいる方。
実はそれ、カラダの冷えが原因かもしれません。 カラダの冷えと温活に詳しい医師の石原先生に冷えのチェック方法と温活テクニックを伺いました。医師。イシハラクリニック副院長。父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により種々の病気の治療にあたっている。テレビ・ラジオ・執筆活動でも活躍。
私たちの体温の約40%は筋肉で作られており、筋肉が少ないと体温が下がりやすくなります。またテレワーク、オンライン授業などの普及によって運動量が減ってカラダを動かさないと「冷え」が起こりやすくなります。カラダが冷えやすい状態のまま放置してしまうと、さまざまな臓器に不調が現れ、女性は特に子宮や卵巣に影響が出やすくなります。とくに生理前はカラダが冷えやすい状態にあり血流が悪くなりがちです。そのため、カラダを温め冷えの原因を改善していく「温活」がおすすめです。
血液には酸素や栄養素を臓器に届けたり、代謝によって生じた老廃物を回収する役目がありますが、冷えることで血流が悪くなると必要な酸素や栄養素が届かず、老廃物を回収しづらくなってしまいます。そのため、むくみや頭痛、PMS、生理不順や生理痛、肩こりなどが起こりやすくなります。
血流が悪く、内臓が冷えている可能性があります。お風呂はなるべくシャワーで済ませず、湯船に浸かるようにしてみましょう。
おすすめの入浴法は、41-42℃のお湯に10-15分間、肩まで浸かること。長すぎる入浴や足湯よりも効率的に内臓が温まります。また、インナーマッスルを刺激するヨガやストレッチもおすすめです。
10-15分間、
肩まで湯船に浸かる
インナーマッスルを
刺激するヨガやストレッチ
指先や足先が冷たくなりやすいのが末端冷え。血液が末端まで届きづらくなっているため、あかぎれやしもやけ、しびれが起こりやすくなっています。過度なダイエットによる栄養不足がある場合、起こりやすい症状です。手足だけでなくお腹や腰も温めるよう心がけ、定期的な運動をして末端まで血液を送りましょう。
お腹・腰を温める
定期的な運動
ストレスや疲れがたまると、老廃物が増え血液の流れが悪くなり全身に栄養素が届きづらくなります。腹式呼吸をする、アロマなど好きな香りに包まれてリラックスするなど、意識してカラダと心を休ませてあげてください。ストレスを和らげながらカラダを温めましょう。
腹式呼吸をする
好きな香りでリラックスする
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生理痛専用薬 エルペインコーワ
<効能・効果>
生理痛(主に、軟便を伴う下腹部の痛みがある場合)
この医薬品は「使用上の注意」をよく読んでお使いください。
アレルギー体質の方は、必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。
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