生理痛に悩む女性の味方、生理痛専用薬の「エルペインコーワ」。毎月薬はのんでいても、
「専用薬とはどういう薬なのか」「どうやって開発されたのか」など実は知らないことも多いのでは。 そこで、構想から発売までの物語をひもといてみましょう。痛みでカラダがツライだけでなく日常生活にも影響が出たりと女性を悩ます生理痛。もし毎月起こるとしたら、人生で何百回と経験することになるのか……そう考えると、女性にとって生理痛との向き合い方はとても重大な課題だと気がつきました。頭痛と生理痛は痛みの原因が異なるのに、解熱鎮痛薬として効果がひとまとめになった薬しかないのはなぜだろう。生理痛のしくみにあわせた鎮痛薬を開発することができたら、ツライ生理痛に悩む女性の支えになることができるのではないか?この疑問をきっかけに、日本で唯一※の生理痛専用薬「エルペインコーワ」の開発がスタートしました。
※JAPIC医療用・一般用医薬品集2024年4月版(OTC医薬品において)
OTC医薬品(市販薬)の開発は通常、処方設計・製剤の安定性・有効性や安全性に対する評価・申請など、多くの時間と労力がかかるものです。まして前例のない「生理痛専用薬」は承認されるかどうか見えない部分も多く、興和社内でもさまざまな議論が重ねられました。多くの乗り越えなければならない壁がありましたが、何年もかけて検討や試験を重ねたことにより、ようやく発売の目途がたってきました。
通常の解熱鎮痛薬は「痛みのもと」に効く成分が含まれているので痛みを和らげる効果があります。でも生理痛特有の下腹部の痛みは、子宮の過剰な収縮が主な原因です。つまり「痛みのもと」だけではなく、子宮の過剰収縮を直接抑える事が重要……!そこで注目したのが「痛むところ」つまり下腹部の収縮に効く「ブチルスコポラミン臭化物」。「痛みのもと」に効く「イブプロフェン」に加えてWで配合することで生理痛に特化した薬の開発に成功したのです。
開発者の願いを込めて開発された生理痛専用薬は、Ladyの「L(エル)」とPain「ペイン(痛み)」の語源を組み合わせて「エルペインコーワ」と名付けられました。承認の取得が難しいと思われていた生理痛専用薬を形にできたのは、開発者全員の「生理の時でもいつも通りの日常をプレゼントしたい」という一心から。それなら、パッケージデザインはプレゼントの小箱のようにしたい!ピンクのリボンを十字にかけて、開発者の想いを表現したパッケージになりました。
企画・構想から14年の月日を経て、2011年に「エルペインコーワ」が発売。生理痛の症状や対処法は人それぞれ異なるので、自分にあう対処法が見つからないこともあるかもしれません。そんなときには生理のしくみから考えてつくられた
「エルペインコーワ」がきっとお役にたてるはず。ガマンしないで薬に頼ることで、ツライ時間を少しでも減らしてほしいから、これからもエルペインコーワは女性の生活に寄り添ってメッセージを発信し続けます。
ツライときは
エルペインコーワは、 これからもずっと
あなたの痛みに寄り添います。
ガマンしなくていいんだよ。エルペインコーワ
<効能・効果>
生理痛(主に、軟便を伴う下腹部の痛みがある場合)
この医薬品は「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は、必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。
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