
生理痛に悩む女性のための、生理痛専用薬「エルペインコーワα」。 「専用薬とはどういう薬なのか」「どうやって開発されたか」など 構想から発売までの物語をひもといてみましょう。


痛みでカラダがツライだけでなく日常生活にも影響が出たりと女性を悩ます生理痛。もし毎月起こるとしたら、人生で何百回経験することになるのか……そう考えると、女性にとって生理痛との向き合い方はとても重大な課題だと気がつきました。頭痛と生理痛は痛みの種類が異なるのに、解熱鎮痛薬として効果がひとまとめになった薬しかないのはなぜだろう。生理痛のしくみにあわせた鎮痛薬を開発することができたら、ツライ生理痛に悩む女性の支えになることができるのではないか?この疑問をきっかけに、日本で唯一※の生理痛専用薬ブランド「エルペインコーワ」の開発がスタートしました。
※2025年4月時点において(OTC医薬品として)

OTC医薬品(市販薬)の開発は通常、処方設計、製剤の安定性・有効性や安全性に対する評価、申請など、多くの時間と労力がかかるものです。まして前例のない「生理痛専用薬」は承認されるかどうか不確かな部分も多く、興和社内でもさまざまな議論が重ねられました。多くの乗り越えなければならない壁がありましたが、何年もかけて検討や試験を重ねたことにより、ようやく発売の目途がたってきました。

通常の解熱鎮痛薬は「痛みのもと」に効く成分が含まれているので痛みを和らげる効果があります。しかし生理特有の下腹部の痛みは、子宮の過剰な収縮が主な原因です。つまり「痛みのもと」だけではなく、子宮の過剰収縮を直接抑えることが重要……!そこで注目したのが「痛むところ」つまり下腹部の収縮に効く「ブチルスコポラミン臭化物」。「痛みのもと」に効く「イブプロフェン」に加えてWで配合することで生理痛に特化した薬の開発に成功したのです。

開発者の願いを込めて開発された生理痛専用薬は、Ladyの「L(エル)」とPain「ペイン(痛み)」を語源として「エルペインコーワ」と名付けられました。承認の取得が難しいと思われていた生理痛専用薬を形にできたのは、開発者全員の「生理の時でもいつも通りの日常をプレゼントしたい」という一心から。それなら、パッケージデザインはプレゼントの小箱のようにしたい!ピンクのリボンを十字にかけて、開発者の想いを表現したパッケージになりました。

企画・構想から14年の月日を経て、2011年に「エルペインコーワ」を販売開始。2025年には処方を強化※した「エルペインコーワα」を発売しました。生理痛の症状や対処法は人それぞれ異なるので、自分にあう対処法が見つからないこともあるかもしれません。そんなときには生理のしくみから考えてつくられた生理痛専用薬「エルペインコーワα」。ガマンしないで薬を服用することで、ツライ時間を少しでも減らしてほしい。これからもエルペインコーワαは女性の生活に寄り添ってメッセージを発信し続けます。
※エルペインコーワと比較してイブプロフェンを約33%増量
(1回量において)ツライときは
エルペインコーワαは、 これからもずっと
あなたの痛みに寄り添います。
ガマンしないで。エルペインコーワα

<効能・効果>
生理痛(主に、軟便を伴う下腹部の痛みがある場合)
この医薬品は「使用上の注意」をよく読んでお使いください。 アレルギー体質の方は、必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。
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