2026.10.02

【医師監修】肌のかゆみの原因は「乾燥」?
日常でできる対策とスキンケアを解説

【医師監修】肌のかゆみの原因は「乾燥」?日常でできる対策とスキンケアを解説

「肌がかゆくなる」「肌のかゆみがおさまらない」とお悩みではありませんか?
肌のかゆみは、乾燥をはじめとするさまざまな原因で起こり、年齢を問わず多くの人を悩ませています。
かゆいからといって肌をかきむしってしまうと、さらに症状が悪化し、強いかゆみにつながることもあります。
ここでは、皮膚科医の監修のもと、肌のかゆみが起きる原因や対策、
今日から取り入れたいスキンケア方法を解説します。
日頃のスキンケアや生活習慣の見直しに、ぜひ役立ててみてください。

監修
藤巻あいら先生

皮膚科医・美容皮膚科医
今泉スキンクリニック
藤巻 あいら 先生

肌のかゆみが起こるのは乾燥のせい?

肌がかゆくなる理由は角質層のバリア機能の低下

肌がかゆくなる原因の一つは、外部刺激から皮膚を守る機能である、角質層の「バリア機能」の低下です。

肌のかゆみが起こるのは乾燥のせい?
正常な皮膚
(潤いが保たれている状態)[イメージ図]

角質層は、重なり合って層になった角質細胞と、その隙間を埋める細胞間脂質でできています。健康な皮膚では、セラミドなどの細胞間脂質が角質細胞の隙間を満たしてバリアを形成し、皮膚の内部から水分が外へ逃げるのを防いでいます。また、角質細胞には天然保湿因子と呼ばれる水分を保持する成分が存在し、角質層のうるおいを保っています。さらに皮膚表面は、皮脂などからなる脂質膜があり、皮膚を保護しています。
こうした仕組みによって、皮膚は水分の過剰な蒸発を防ぐとともに、細菌やアレルゲン、化学物質などの外部刺激が体内に侵入するのを防いでいます。
しかし、乾燥などによって細胞間脂質や水分が減少し、角質層の構造が乱れると、皮膚から水分が失われやすくなります。同時に外部刺激から皮膚を守るバリア機能も低下してしまいます。バリア機能が低下した皮膚では、刺激に対して敏感になるため、かゆみが起こりやすくなります。

かくほどかゆみが増しやすいので注意

かゆみがおさまらないと、ついかきたくなりますが逆効果です。かくことで、さらなるかゆみを引き起こす悪循環に陥ってしまうことがあります。
手や爪でかき続けたり、タオルでこすったりすると、刺激の一部が神経の末端に伝わります。伝わった刺激は、かゆみの原因物質であるヒスタミンや炎症性サイトカインを放出する細胞を刺激し、さらなるかゆみを引き起こしてしまいます。
また、かくことで皮膚が傷つき、さらにバリア機能が低下してしまいます。バリア機能が低下することで、より外部の刺激に敏感になり、一層かゆみを感じやすくなってしまうのです。

角質層のバリア機能が低下する原因

乾燥

角質層のバリア機能が低下する代表的な要因は、乾燥です。
空気が乾燥すると、角質層の水分量が低下し、皮膚は乾燥しやすくなります。さらに気温が下がる時期には、皮脂の分泌も減少する傾向があり、皮膚表面を保護する皮脂も少なくなります。
この変化は角質層の内側でも起こっています。通常、角質細胞のなかにある天然保湿因子や、細胞の隙間にあるセラミドなどの細胞間脂質が、水分をしっかり抱え込んでその蒸発を防いでいます。ところが、角質層の乾燥が進むと、天然保湿因子の生成や細胞間脂質の構造が乱れてしまいます。また、古くなった角質細胞が正常にはがれ落ちる仕組み(ターンオーバー)にも影響が及びます。その結果、さらに皮膚が水分を保持しにくくなり、乾燥がさらなる乾燥を呼ぶという悪循環が生じてしまうのです。
このような状態になると、角質細胞が正常にはがれにくくなるため、カサカサして白く粉を吹いたように見えたり、皮膚が硬くゴワついたりすることがあります。つまり冬の乾燥肌は、単に皮脂が減るだけでなく、角質層の水分保持機能とバリア機能が複合的に低下することで引き起こされるのです。

角質層のバリア機能が低下する原因
乾燥しやすい皮膚
(バリア機能が低下し、水分が蒸発している状態)[イメージ図]

紫外線

角質層のバリア機能を低下させる原因の一つに、紫外線も挙げられます。 紫外線には、皮膚を乾燥させたり皮脂を酸化させたりする作用があるため、皮膚表面の環境が悪化します。
こうした影響によって、角質層のバリア機能は失われやすくなります。バリア機能が低下した皮膚は、さらに紫外線のダメージを受けやすいため、注意が必要です。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、一般的に、表皮の細胞が生まれてから変化し、最終的に角質細胞となって皮膚表面からはがれ落ちるまでの一連の過程のことです。この過程にかかる時間は、一般的に28日~45日程度の周期とされていますが、年齢や体の部位、皮膚の状態などによって異なるため、28日など一定の周期ですべての皮膚が入れ替わるわけではありません。
表皮では、皮膚の細胞(ケラチノサイト)が適切に増殖・変化して角質層を形成し、古くなった角質細胞が適切にはがれ落ちることで、健やかな角質層が維持されています。この一連のプロセスは、皮膚のバリア機能を正常に保つうえでも重要です。
しかし、加齢や皮膚疾患、乾燥などのさまざまな要因によって、このターンオーバーの周期に乱れが生じることがあります。その結果、角質層の構造や機能が乱れ、角質層のバリア機能が低下しやすくなることがあります。

間違ったスキンケア・入浴法

間違ったスキンケア、入浴法

スキンケアや入浴法によって、皮膚の表面に必要以上の刺激が加わる、あるいは皮脂が減少し乾燥しやすい状態になるケースは、珍しくありません。
たとえば、洗顔のときにゴシゴシとこすりすぎると、必要な皮脂まで落としてしまったり、皮膚表面を傷つけたりすることがあります。
また、湯船の温度が高すぎる場合も、皮膚のバリア機能が低下してしまうため、要注意です。のちほど説明する「入浴習慣の見直し」の部分もあわせてご覧ください。

加齢

加齢も、角質層のバリア機能が衰える原因の一つです。
年齢を重ねると皮膚が老化して薄くなり、新陳代謝の低下、皮脂の分泌量の減少などがみられます。
皮脂や水分が十分でなくなるうえ、それらを保つ力も低下するため、いわゆる「乾燥肌」になりやすくなります。乾燥した皮膚はバリア機能が低下し、かゆみが起こりやすくなります。

乾燥で起こる肌のかゆみの予防法

化粧水や乳液・クリームでしっかり保湿

化粧水や乳液・クリームでしっかり保湿

乾燥によるかゆみを防ぐうえで、保湿は欠かせません。
皮膚が乾燥するとバリア機能が低下しやすくなり、バリア機能が低下すると皮膚から水分が逃げやすくなるため、さらに乾燥が進むという悪循環が起こります。
普段から適切に保湿することで、角質層の水分量を保ち、バリア機能の維持につながります。
スキンケアの際は、化粧水や乳液、クリームなどを肌の状態に合わせて使いましょう。特に乾燥が気になる場合は、水分を保持する成分や、水分の蒸発を抑える成分を含む保湿剤を取り入れることがポイントです。
特に意識したいのが、お風呂上がりです。入浴後の皮膚は潤っているように感じますが、時間の経過とともに角質層の水分が失われていくため、入浴後はできるだけ早く保湿するのがおすすめです。保湿剤を塗るときは、強くこすらないことも大切です。摩擦は皮膚への刺激になるため、適量の保湿剤を手のひらに取り、皮膚にやさしく広げるように塗りましょう。


・主な保湿成分とその役割 保湿剤を選ぶときは、有効な保湿成分が含まれているかを確認してみましょう。
保湿剤に使われている成分は、大きく分けると「水分を抱え込むもの」と「水分の蒸発を防ぐもの」があり、水分を引き寄せて角質層に保持する「ヒューメクタント」や、水分の蒸発を抑える「オクルーシブ」、角質層をなめらかに整える「エモリエント」などがあります。


尿素(ヒューメクタント)
皮膚がもともと備えている天然保湿因子の構成成分の一つで、水分を保持する働きがあり、濃度が高くなると角質をやわらかくする作用があります。20%含まれていると高い水分保持作用があります。ただし、ひび割れや炎症のある部位では刺激やしみる感覚が生じることがあるため注意が必要です。

ヘパリン類似物質(ヒューメクタント)
水分を抱え込んで保つ成分。医療機関でも広く使われています。

ワセリン(オクルーシブ)
皮膚の表面を覆い、水分の蒸発を防ぎます。刺激が少ないのが特徴です。

セラミド(エモリエント)
角質細胞の隙間を埋める「細胞間脂質」の主成分。主に化粧品に配合され、水分をはさみ込むようにして保ちます。

入浴習慣の見直し

入浴習慣の見直し

入浴の習慣を見直すことも、乾燥によるかゆみの予防・改善には大切です。入浴は皮膚を清潔に保つために重要ですが、お湯の温度や洗い方によっては、バリア機能を低下させ、乾燥を悪化させてしまうことがあります。
お湯の温度は、熱すぎない38~40℃程度を目安にしましょう。42℃を超える熱いお湯での入浴や長時間の入浴は、角質層のバリア機能に影響し、皮膚の乾燥を悪化させる可能性があります。
乾燥が気になる場合には、保湿用の入浴剤を取り入れる方法もあります。香りの良いものを選べば、保湿効果だけでなくリラックス効果ももたらします。ただし、入浴剤だけに頼るのではなく、入浴後には保湿剤を塗って皮膚の水分を保つことが大切です。

また、体を洗うときには、ナイロンタオルや硬いブラシなどでゴシゴシこすらないことが大切です。石鹸やボディソープをよく泡立て、手でやさしく洗いましょう。
洗浄料を選ぶときは、皮膚への刺激が少ない肌にやさしいものや、洗浄後に乾燥しにくい保湿成分を含んだものを選ぶのがおすすめです。

部屋を加湿する

肌のかゆみを防ぐには、空気の乾燥対策にも注意が必要です。低湿度の環境では角質層の水分量が低下し、皮膚の乾燥やバリア機能に影響することがあるため、定期的に室内を加湿するなどの対策を行いましょう。室内の理想的な湿度は55~70%が目安とされていますが、特に冬は外気が乾燥するうえ、暖房の使用によって室内の湿度が低下しやすくなり、35%近くまで下がることもあります。また、湿度の高い夏場であっても、冷房を長時間使用していると室内の湿度が低下することがあります。空気の乾燥が気になる場合は、以下のような工夫を取り入れて、室内が過度に乾燥しないよう工夫しましょう。
・濡れたタオルや衣類を室内に干す ・鍋でお湯を沸かす ・霧吹きで部屋全体に水を吹きかける


あわせて気をつけたいのが、冷暖房の風です。冷暖房から出る風は、冷房・暖房を問わず乾いています。その風が皮膚に直接当たり続けると、皮膚の水分が失われ、バリア機能の低下につながるため、当たり続けないようにすることも大切です。乾燥が気になる場合には、ルーバー(風向板)の角度を調整したり、風の当たりにくい場所に移動する、サーキュレーターで空気を循環させるなど、風が直接当たらない工夫をしてみましょう。

肌への刺激が少ない衣服

肌への刺激が少ない衣服

乾燥肌でかゆみが出ているときは、バリア機能が弱っているため、衣服もなるべく刺激の少ないものが望ましいです。
たとえば、綿でできた衣服は、吸湿性・通気性が良く、かゆみの原因になり得る汗を吸収しやすい素材です。かゆみ対策として取り入れてみましょう。
一方で、チクチクした質感の服、ナイロンやポリエステルなど化学繊維を使った服は、直接肌に触れるとかゆみの原因になります。また、刺激を軽減するために、締め付けの強い服も避けたほうが無難です。

紫外線を防ぐ

紫外線を防ぐ

紫外線対策は、季節を問わず続けましょう。紫外線は皮膚にさまざまなダメージを与え、強い紫外線を浴びることで、皮膚のバリア機能にも影響を及ぼすことがあります。日焼け止めに加え、日傘や帽子なども活用して紫外線を防ぐことは、紫外線による皮膚のダメージや乾燥を防ぐうえでも大切です。
紫外線は一年を通して地表に届いていますが、気象庁のデータによると春(3月頃)から徐々に増加し、夏(7月頃)にピークを迎えると言われています。特に、春から夏は軽装になり肌の露出も増えるため、この時期の外出時はより意識して紫外線対策を行いましょう。

また、標高が高くなるほど紫外線は強くなり、紫外線のダメージを受けやすくなります。登山や高原など、標高の高い場所で長時間過ごす際には、より念入りに対策を心がけてください。

睡眠や食事などの生活習慣を見直す

十分な睡眠やストレスを溜めすぎないことなど、生活習慣を整えることも、健やかな皮膚を保つうえで大切です。
睡眠不足や睡眠の質の低下は、皮膚の水分量やバリア機能に影響する可能性があります。6~8時間の十分な睡眠を取ると、皮膚の水分量が増加することがわかっています。日頃から十分な睡眠時間を確保し、睡眠の質を保つことを心がけましょう。また、心理的なストレスも皮膚のバリア機能に影響を及ぼすことがあります。ストレスを溜めすぎないよう、自分に合った方法で休息や気分転換を取り入れることも大切です。

また、食事の内容も、健やかな皮膚を維持するために重要です。特定の食品を食べれば乾燥を防げるというものではありませんが、皮膚の正常な構造や機能を維持するためには、さまざまな栄養素が必要です。
たとえばビタミンAは、皮膚などの上皮組織を正常に保つために必要な栄養素で、不足すると皮膚の乾燥や、角化異常などがみられることがあります。ビタミンAはレバーやうずらの卵などに、体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンは、にんじんやほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれます。
このほか、糖質・脂質・たんぱく質の代謝を助けるビタミンB群や、体の酸化を防ぐビタミンE(ナッツ類、植物油、かぼちゃ、アボカド)も、あわせて意識したい栄養素です。
ただし、特定の栄養素をサプリメントなどで大量に摂取すれば、乾燥肌が改善するというわけではありません。主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事を続けることが基本です。

乾燥で起こる肌のかゆみの対処法と
薬の選び方

肌を冷やす

肌を冷やす

かゆみを感じるときは、皮膚を冷やすことでつらい症状を緩和できます。
冷たさの感覚は、かゆみを生じさせる神経の活動を抑制するため、一時的にかゆみが軽くなったように感じられるためです。
冷やすときには、保冷剤・氷などを、タオルなどに包んで当てましょう。氷を直接当てると過度な刺激になってしまいます。
あまりにも長く冷やすと負担になるため、かゆみがおさまったら冷やすのを止めましょう。

肌に刺激を与えない

かゆみを感じたら、刺激をできる限り避けましょう。
ついかきたくなってしまいますが、こすったり叩いたりすることも含め、極力刺激を与えないようにしてください。
かゆみが出ている皮膚は、角質層のバリア機能が低下し、さらにダメージを受けやすくなっている可能性があります。悪化を防ぐためにも刺激を避けるようにしましょう。
寝ている間に無意識にかきむしってしまう場合は、爪を短く整える、手袋を着用するなどの対策がおすすめです。

市販薬を活用する

市販薬を活用する

これらの対処で改善しないかゆみには、市販薬を活用するという選択肢もあります。
市販の皮膚治療薬は、大きく分けると外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)の2種類です。
・外用薬(塗り薬) 塗り薬はさらに、「保湿するもの」「炎症を抑えるもの」「かゆみを抑えるもの」に分類できます。
保湿を目的としたものは、皮膚に水分を補ったり、水分の蒸発を防いだりすることでバリア機能を助けます。乾燥によるかゆみのケアでは土台となります。
炎症を抑える薬には、ステロイドを配合したものと、配合していないものがあります。赤みや炎症をともなう場合に用いますが、使う部位や期間には注意が必要です。このほか、かゆみを抑える成分(抗ヒスタミン成分、局所麻酔成分、クロタミトンなど)を配合した薬もあります。

同じ「乾燥」でも、硬くゴワついている場合には角質をやわらかくする成分が向いています。一方で、ひび割れや赤みがある部位では、同じ成分がしみることもあるため、部位や症状に合わせた使い分けが重要です。

・内服薬(飲み薬) 主に抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)です。蕁麻疹(じんましん)や湿疹など、アレルギーによるかゆみに用いられます。乾燥そのものを改善する薬ではないため、皮膚の状態によっては適さない場合があります。

市販の皮膚治療薬を選ぶときは、自己判断をせず、今の自分の皮膚の状態を薬剤師や登録販売者に伝え、相談しながら選ぶことをおすすめします。

乾燥によるかゆみと疾患の見分け方

乾燥が原因のかゆみだと思っていても、実は皮膚の病気が隠れていることがあります。ここでは、乾燥によるかゆみと紛らわしい代表的な疾患を紹介します。
ただし、これらをご自身で見分けることは簡単ではありません。「あてはまるかもしれない」と感じたら、自己判断せず皮膚科を受診してください。

・皮脂欠乏性湿疹 皮膚の乾燥が進み、湿疹にまで至った状態です。空気が乾燥する冬に多く、加齢によって皮脂の分泌が減る高齢者によくみられます。すねの外側に出やすいのが特徴で、湿疹が出ていない部分の皮膚も乾燥していることがほとんどです。かき壊すと悪化し、円形の湿疹(貨幣状湿疹)に進むこともあります。

・アトピー性皮膚炎 かゆみを伴う湿疹が、良くなったり悪くなったりをくり返す病気です。体の左右対称に出ることが多く、年齢によって出やすい部位が変わります。本人や家族に気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎・結膜炎などのアレルギー疾患がみられることも少なくありません。

・蕁麻疹(じんましん) 蚊に刺されたような盛り上がり(膨疹:ぼうしん)が突然あらわれ、数時間から24時間以内に跡を残さず消えるのが特徴で、これをくり返します。乾燥による湿疹は、このように短時間で消えることはありません。

・遺伝性の皮膚疾患 生まれつきの病気が、皮膚の潤いを保つ仕組みに関わる場合があります。代表的なのが尋常性魚鱗癬(じんじょうせいぎょりんせん)です。皮膚が乾燥して硬くなり、魚のうろこのような細かい皮むけが起こります。乳幼児期に発症し、夏は軽くなり冬に悪化する傾向があるほか、アトピー性皮膚炎に合併することもあります。乳幼児のころから皮膚の乾燥が続いている場合は、こうした体質が関わっていることも考えられます。

上記のような皮膚の病気は、医師の指示のもと、適切に治療することが大切です。ご紹介した特徴はあくまで参考情報の一つです。気になる症状がある場合は、早めに皮膚科を受診してください。

乾燥による肌のかゆみは、
適切なセルフケアが大切です

肌のかゆみの対策や予防について、ここまでいくつかの方法をご紹介しました。 乾燥による肌のかゆみを防ぐには、角質層の「バリア機能」を良い状態に保つことが重要です。日頃からセルフケアを心がけ、バリア機能をサポートしましょう。
皮膚のゴワつき・粉吹きが気になるときは、尿素やヘパリン類似物質、セラミドなど、皮膚の状態に合った成分が配合された市販薬や保湿剤を上手に活用するのも一つの方法です。
なお、今回ご紹介した対策やセルフケアを行っても症状が改善しない場合や、かゆみが強く、病気が疑われる場合は、早めに皮膚科を受診してください。

参考文献
気象庁「紫外線に関するデータ」
お肌の悩みラボ
一覧を見る
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乾燥かゆみ
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