通常、私たちが口にした食べ物は胃や腸などで消化・吸収されて血管に取り込まれ、血流に乗って 約60兆個存在している といわれる全身の細胞へと分配されます。 分配されたものは、その後に細胞内でエネルギーへと変換され、我々の身体を動かす 燃料 として重要な役割を果たします。 その 燃料 が ATP(アデノシン三リン酸)です。
パニオンコーワ錠の有効成分として配合されている ATP は基本的に、細胞内で生成される ATP と同じものです。 ですが、パニオンコーワ錠に ATP を配合した理由は、ATP がエネルギーとして働くからではありません。 一般的に、人の体内で作り出される ATP の一日量は、その人の体重と同程度だとされており、パニオンコーワ錠を服用して得られる ATP の一日量 60mg では、 身体を動かすエネルギーとしての役割 を十分に補うことができません。
ではなぜ、パニオンコーワ錠の配合成分として ATP が選ばれたのでしょうか。
実はこの ATP、エネルギーとして働く他に、血管内などに存在する ATP受容体(P2受容体) と呼ばれるものと結合することで、下記のような薬理作用があるとされています。

●身体のすみずみまで血流を増加させる作用
(循環機能の改善)
●低下した代謝機能を活性化させる作用
(代謝機能の改善)
これら2つの作用については、次章でもう少し詳しくご説明したいと思います。