
虫に刺されてしまったら、かゆみ止めの薬を塗ったり、冷水で患部を冷やすと効果的です。いくらかゆくても、かきむしらないことが大切です。かきむしることで、傷ができ、そこから菌が入り化膿することがあります。また、かきむしると皮膚に色素が沈着して、痕が残ったり皮膚が黒ずんだりすることがあります。この痕は年齢が進むほど長く残りやすいので注意しましょう。
虫刺されのなかで最も多いのは、蚊やノミ、ダニによるものです。刺された箇所がお腹、太ももの内側、わきの下などの柔らかい部分ならダニ、足の下のほうならノミといった具合に、ある程度は推測が可能です。ダニやノミの場合は駆除を考えないと、治ってもまた繰り返し刺されることになってしまいます。
まず、市販のかゆみ止めを塗って様子をみます。かゆみや痛み、腫れがひどい場合は、タオルなどで患部を冷やし、できるだけ掻かないようにすることです。入浴や飲酒、刺激の強い食べ物もかゆみを増す原因になることがあります。お風呂はぬるめの湯に入るようにし、アルコールや刺激物は控えた方がよいでしょう。虫刺されの症状には個人差があるので、かゆみや腫れの症状がひどくなるような場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
ガの中には毒毛を持ち、触れると皮膚炎を起こすものがあります。ドクガやケムシなどの体表面にある毒針毛が皮膚についたら、粘着テープで除去するか水で洗い流す必要があります。よって、ガに触れたときにはすぐ水で洗い流します。毛虫の場合も、毒のある毛が刺さることがあります。こすらず、水で洗い流すようにしてください。その後は早めに抗ヒスタミン剤の入ったかゆみ止めの軟膏等を塗ります。
ハチに刺された場合は、まず針が残っていないかどうか確認し、針が残っていたときは毛抜きなどで抜き取ります。傷口が大きければ、水で毒を洗い流してから抗ヒスタミン剤の入ったかゆみ止め等を塗ります。腫れがひどくなるようなら専門医の診察を受けることが大切です。
ハチに刺されたときに注意が必要なのは、アナフィラキシーショック(→ コラム アナフィラキシーショックとは?を参照)です。命にかかわることもありますから、気分が悪くなったような場合はただちに医療機関を受診してください。
傷口から血がでるようならば、しぼり出し水で洗い流します。はれを防ぐために、患部を水や冷湿布で冷やすこともよいです。はれやかゆみがひどいときは、抗ヒスタミン軟膏を塗ったり、抗ヒスタミン含有ステロイド軟膏を塗ったりすることが大切です。
その他、虫に刺されて症状がひどい場合にはすぐに医師の診察を受けて下さい。